海外メディア 第5世代戦闘機の開発で中印に先を越された日韓

タグ:  第5世代戦闘機

発信時間: 2010-05-13 15:05:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

シンガポールの南洋理工大学国際研究院のマハラン副研究員とコー分析員は、中国とインドが第5世代戦闘機の開発をリードしているという文章を発表した。「環球時報」が伝えた。

 

中国の軍事愛好家たちが描いた次世代戦闘機の予想図

 

第5世代戦闘機はステルス性を備え、情報やセンサーネットワーク、各種の精密兵器を搭載し、メンテナンスや配置がしやすい。今のところ世界にある第5世代戦闘機は、米国のF22「ラプター」とロシアの「PAKFA」で、米国の次世代戦闘機「F-35ライトニングⅡ」はまだ開発中だ。中国、インド、日本、韓国などのアジア各国も、自国での第5世代戦闘機の開発を切に願っている。

日本は米国の「F-22ラプター」を購入できず、2007年7月に「先進技術実証機(ATD-X)心神」の開発に着手した。大きさはスウェーデンの「グリペン」とほぼ同じで、技術面では「F-22ラプター」に匹敵すると考えられている。2011年に初飛行の予定だが、大幅な予算の削減で実現は難しいかもしれない。

韓国は2001年からステルス戦闘機「KFX」の開発を始め、130億ドルを出費して非難を浴びた。計画ではまず第一弾の120機が2017年から配備される計画だったが、技術や財政面の理由でこの計画が完成するのは難しい。

中国も第5世代戦闘機「J-XX/J-12」の開発に取り組んでいる。外部へ伝わる情報は少ないが、構造は「F-22ラプター」と似ているようだ。戦闘機「殲―10」と「殲-11」は中国の卓越した科学技術力を証明し、国内には100社ほどの航空会社があることから、中国が航空強国になることは間違いない。

インドとロシアは今年2月に、「PAKFA」の共同開発文書に調印した。インドは「PAKFA」製造の経験を十分に利用することができ、70%の技術不足はロシアの軍用航空機製造会社が補充する。初飛行は2017年の計画だ。

四カ国のうち中国とインドは成果が有望だ。知的財産権の問題からロシアは中国への技術提供を控え、西側諸国からの武器制限にも直面している中国だが、「殲-10」の開発に成功したおり、「J-XX」の開発は難しくはないだろう。印度は技術力が不足しているがロシアの「PAKFA」の購入が可能だ。

長期にわたって航空や宇宙の分野で中国より遅れてきたインド。だが「PAKFA」の開発が順調であれば、中国より早く第5世代戦闘機を配備する可能性がある。しかしインドの成功は中国を刺激し、中国はさらに「J-XX」の開発に力を注ぐかもしれない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月13日

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