米国政府は、ロシアと締結した新たな戦略兵器削減条約に基づき、13日、弾道ミサイルや戦略爆撃機の削減目標を明らかにした。
それによると、大陸間弾道ミサイルについては、発射施設の数を最大420基に縮小する。現在94機ある戦略爆撃機は、60機まで減らす。また、戦略核兵器発射型の原子力潜水艦については、現在の14隻体制を維持するが、1隻あたりの発射装置の数を24から20に削減する。
さらに、核施設の性能維持や改善のため、今後10年間で1000億ドル(約9兆円)以上を投じる方針を示した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年5月14日