胡錦涛・中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は滬昆(上海・昆明間)鉄道の脱線事故について重要な指示を出した。この中で胡総書記は、負傷者の救援、適切な事後処理、平常運行への早期復旧に迅速に取り組むとともに、多くの教訓を汲み取り、増水期の災害防止策を強化して、人々の生命や財産を守るよう指示した。
上海発桂林行きのK859号列車は23日午前2時10分、江西省内の余江-東郷区間で、連日の雨による土砂崩れで線路が埋まっていたため脱線。現在までに死者19人、重傷者11人、軽傷者60人が確認されている。鉄道部と関係地方政府は、負傷者の救援と鉄道輸送の復旧に全力を挙げている。
「人民網日本語版」2010年5月24日