温総理が夕食会でスピーチ「憎しみを引き継がない」

タグ: 誠意 歴史問題 農家 長浜義和

発信時間: 2010-05-31 10:57:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温家宝総理は30日午後5時50分、専用機で東京に到着し、3日間の公式訪問を開始した。

温総理は、日中友好7団体と華人4団体が開催した歓迎夕食会に出席し、以下の一句を即席で詠んだ。

氷が融け春の水に

雨が過ぎ樹木が生い茂り青々とし

大地の草木が生い茂る

誠意は準備より重要

夕食会の席で温総理はスピーチを行い、「原稿を読みながらスピーチするのにあまり慣れていない。心を込めたスピーチをすれば、より理解されやすいと思っているからだ」と述べた。

3年前の訪問について、「準備に長い時間をかけたため、前回の訪問は苦心した。しかし、もっとも重要なのは誠意で、誠意は準備よりも重要である」と話した。

前回の訪問中、温総理は日本の国会で演説した。温総理は当時を振り返り、「国会で演説したとき、11回の拍手をもらった。演壇を降り会場を出て、ホールを離れてもまだ拍手が聞こえていて、人の心と良知は疎通できるものだとわかった」と語った。

「ホテルに戻ってすぐに母親に電話をかけた。母は抗日戦争を経験したので、演説が母の共感を得られれば気持ちが落ち着くからだ。母は良い演説だったと言ってくれた」

温総理は、前回の訪問での日本国民との交流を忘れることができないという。「早朝の時間を利用して代々木公園に行き、一般国民と交流した。私にとても友好的に接してくれた。東京から京都まで行く途中、道の両側に大勢の国民が立ち、手を振ってくれたのを覚えている。中日両国民の友情は取り戻せるもので、発展できるものだとわかった」

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