菅直人首相が中国訪問を見送った理由は?

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発信時間: 2010-06-09 11:50:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

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辞任前に鳩山由紀夫氏は、12日に行われる上海万博の「ジャパンデー」に出席する意向を示していた。しかし辞任後は菅直人新首相の出席も一時、考慮されたが、6日には菅首相の上海万博出席は見送られ、改めて鳩山氏の出席が調整された。

菅直人首相がなぜ中国訪問を見送ったのかについてあるアナリストは「新内閣のことで多忙だという要素はもちろん避けられないが、他にも別の理由がある。日本はこれまで新首相の最初の外遊先を重視し、象徴的な意味があるとしてきたことから、日米関係が普天間問題で傷だらけの今、最初に米国を訪問するべきだという意見がある。また日本は上海万博の『ジャンパンデー』に首相が出席すると事前に表明していたため、菅首相が最初に中国を訪問しても何ら差し支えはないが、日程に胡錦涛主席との会談が手配されなかったことから、このような非公式の訪問は初の外遊としてはふさわしくなく、具体的な成果をあげることもできないため、最終的に思い切って見送ったのだろう」と分析する。

菅氏の首相就任後の国際舞台へのデビューは、今月25日にカナダで開催される主要国首脳会議(サミット)になる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月9日

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