対イラン決議の採択は外交努力の終結を意味せず

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発信時間: 2010-06-11 17:35:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交部の秦剛報道官は10日の定例会見で、「イラン核問題に関する国連安全保障理事会の新決議は、対話や交渉による平和解決への国際社会の期待を反映している。外交努力の終結を意味するものではない」と表明した。

秦報道官は「このほど採択された安保理第1929号決議が反映しているものは、イラン核問題に対する国際社会の懸念であり、対話や交渉による平和解決への国際社会の期待だ。安保理が決議を採択したことは、外交努力の扉が閉ざされたことを意味するものでも、外交努力の終結を意味するものでもない。中国は国際社会に、イラン核問題の包括的・長期的・適切な解決を促すために引き続き努力するよう呼びかける。安保理による決議の採択と行動は、制裁のためだけではなく、引き続き対話と交渉による進展を促し、イランを対話に復帰させ、対話再開により資する環境を築くためのものだ」と指摘した。

「人民網日本語版」2010年6月11日

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