主要20カ国首脳会合は26日と27日にカナダのトロントで開かれる。今回はこの首脳会合がメカニズム化した後に開かれるもので、過去を受け未来を開くという意義を持っており、中国は経済成長が速い国として世界から注目されている。
これについて、北京大学国際関係学院の王逸舟教授は、「中国の経済成長は、世界経済の一体化に参入したおかげである。特に、国際システムと国際機構に加盟したことがあげられる。これによって、中国国民のグローバル化意識が強くなった。現段階では、G20首脳会合に参加することで、次の段階の改革ために、ヒントなどを得ることができる。G20首脳会合が開催されるたびに、中国は提案を行ってきた。たとえば今度の首脳会合では、経済の安定した回復を促すことに重点を置くこと、出口政策を慎重に実施すること、新興国の発言権を増やすことなどを提案する」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」 より2010年6月27日