日本の「準空母」、隣国のぎりぎりラインに挑戦

日本の「準空母」、隣国のぎりぎりラインに挑戦。 業界関係者は、日本の新しい「22DDH」型ヘリコプター搭載護衛艦の真の目的を中国に対する「対潜哨戒と海上封鎖」だと見ており、「日米戦略分業」や政治的制約などの要素を考慮したからこそ、日本はヘリコプター搭載護衛艦という折衷的な道を進むことになったのだとする声もある…

タグ: 22DDH 日本 ヘリ 護衛艦 空母 中国

発信時間: 2010-07-02 17:06:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

遠洋兵力輸送と対潜哨戒の足場に

ここ数年、日本の海上自衛隊は「平和維持」や「米軍支援」を口実に海外に向かっている。「22DDH」というヘリコプター搭載護衛艦の立ち上げは、まさにその需要を体現している。「22DDH」は、日本陸上自衛隊員や車両を大量に輸送できるだけでなく、海上自衛隊の軍艦に燃料補給を行うことができ、その補給能力は専用補給艦の50%にもなるという。「22DDH」完成後、日本の海上における遠洋活動能力が大幅に強化されることは明らかである。

資料写真:新たに服役する日本の潜水艦

業界関係者は、「22DDH」の真の目的を中国に対する「対潜哨戒と海上封鎖」だと見ている。「日本の防衛事務官によれば、ヘリコプターは潜水艇を見つけることができるばかりか、対艦ミサイルの射程範囲の外から敵の戦艦を検知することができる。だからこそ、日本は大量のヘリを搭載できる大型の軍艦を必要としているのだ。」米国の『GlobalSecurity.org』掲載記事によれば、日本が以前「8・8艦隊」で備えたのは前ソ連の潜水艇だったが、今回は日増しに強大化する中国海軍への対応だという。

他国の軍艦、特に潜水艇が「列島線」を越える行動について、海上自衛隊はこれまで常に敏感に反応してきた。「22DDH」が配備されれば、長期的に「列島線」付近の重要水域を巡視し、大量の対潜哨戒ヘリを「長距離歩哨」として利用し、他国の潜水艇と軍艦の活動空間は更に縮小されるとするアナリストもいる。

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