米国、ロシアスパイの4つの「連絡」方法を発表

米国、ロシアスパイの4つの「連絡」方法を発表。 米国連邦捜査局(FBI)は、当局が逮捕したロシア「特務工作員」事件の多数の容疑者は、生活用品を使って、連絡や情報伝達等の「スパイ」行為をしていたと発表した。それらは、映画『007』で、主人公ジェームス・ボンドが使っていた「腕時計爆弾」のようなもの…

タグ: 米国 ロシア スパイ 連絡

発信時間: 2010-07-06 17:16:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

方式その四: 「見えない」通信

「見えないインク」という方法は、第一次世界大戦期間中の諜報界では広く用いられたものであり、現在でもよく使われているが、すでに新しく更新されたものとなる。

FBIは、かつて、モフェが妻のシンシアを南米に行かせ、その時に「見えない」あるものをある人に渡すように言っているのを傍受したと明らかにした。

FBIは、いわゆる「見えないもの」とは、「電子ステガノグラフィ」で記載された情報である可能性が高いと分析した。「電子ステガノグラフィ」とは、秘密の情報を一見普通の情報、たとえばデジタル画像や音楽などの中に隠す方法のことで、事情を知っているものだけがこの秘密情報を解読できる。

FBIの捜査員は、3人のロシア特務工作容疑者の家から、「電子ステガノグラフィ」の装置を発見し、ニュージャージー州ホーボーケンにあるモフェ夫妻の家で、パスワードが書かれた紙を見つけ出した。FBIは、モフェ夫妻が電子ステガノグラフィを使ってロシアの諜報機関と情報交換していたと推断している。

「人民網日本語版」2010年7月6日

 

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