外交部の秦剛報道官は13日の定例会見で、インド外務次官がダライ・ラマ(14世)と面会した問題について「インド側が約束を恪守し、慎重に問題を処理することを望む」と表明した。
秦報道官は「中国側はすでにこの件について、自国の立場をインド側に表明した。インド政府はチベット自治区が中華人民共和国の一部であることを承認し、国内の亡命チベット人による反中政治活動は認めないと繰り返し中国側に表明してきた。インド側が約束を恪守し、問題を慎重に処理することを望む」と述べた。
インドのニルパマ・ラオ外務次官は10日、同国ダラムサラでダライ・ラマと面会した。
「人民網日本語版」2010年7月14日