中国国民党の馬英九主席は7日、台北で開かれた同党の会議で「過去2年間で両岸関係は改善し、直行便、司法協力、金融監督など14件の協定を締結した。先日には両岸経済協力枠組み協定(ECFA)も締結した。これによって両岸関係は緊張が取り除かれ、改善した。台湾が国際的に『トラブルメーカー』と見られることももうない」と述べた。
馬主席は「われわれは大陸側の善意を感じ取っている。両岸関係に好循環が生み出されることを希望する」と表明。「ECFAの締結は台湾の発展に非常に有益だ」と指摘したうえ、「ECFAに反対するのは民衆を敵に回すことだ」と民進党に警告した。
「人民網日本語版」2010年8月9日