韓国聯合ニュースによると、日本の菅直人首相は8月10日の閣議後に発表した談話で、過去の日本による朝鮮半島への植民地支配に対して、痛切な反省と心からのおわびの意を表明した。
8月15日は韓国にとって「光復節」だ。100年前の8月22日、朝鮮の李氏王朝は日本の脅迫の下「日韓併合条約」を締結し、韓国は主権を奪われた。その後、日本は朝鮮半島で野蛮な植民地政策を推し進めた。これには朝鮮人への日本語学習や日本式改姓の強制、狂ったような鉱産物の略奪が含まれ、さらには朝鮮を中国侵略の最前方陣地とし、男性を徴兵して砲火の餌食とし、女性をさらって「慰安婦」としさえした。朝鮮半島の人々は「国破れて家亡き」深い屈辱と災難を被った。
こうした悪夢のような日々に、朝鮮半島の人々はまるまる35年間耐えた。1945年8月になって、ソ連と米国による攻撃の下、日本が投降したことで、朝鮮半島はようやく35年間の植民地支配から解放された。韓国政府は8月15日を「光復節」と定めた。現在もなお多くの韓国人はこの日に特殊な感情を抱いている。
1961年に日韓は国交を結んだ。歴史問題や領土係争(独島、または竹島)が未解決のため、日韓関係は一旦悪化すると非常に脆弱だ。靖国神社参拝、教科書の歴史歪曲など日本側の行為によって、両国関係はさらに何度か暗礁に乗り上げた。