中国国防部:中国の軍事動向に関する米報告書に断固反対

中国国防部:中国の軍事動向に関する米報告書に断固反対。

タグ: 中国の軍事動向 米報告書

発信時間: 2010-08-19 14:56:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国防部の耿雁生報道官は18日、以下の談話を発表した。

 米国防総省は先日、2010年度「中国に関わる軍事・安全保障の発展報告」を発表した。この報告は客観的事実を無視し、中国の正常な国防・軍隊建設を非難し、いわゆる大陸の台湾に対する「軍事的脅威」を誇張し、中国側が中米軍事交流を一時中止したことで両軍の協力が妨げられたと非難している。中国側はこれに断固たる反対を表明する。

 中国は一貫して平和発展路線を歩み、防御的国防政策を揺るがず遂行し、軍拡競争に参加せず、いかなる国の軍事的脅威にもなっていない。中国軍の発展は合理的で適度なもので、国家の主権・安全・領土保全を守るためであり、世界の新たな軍事変革の急速な発展という潮流に適応するためでもある。中国軍は対外交流・協力を積極的に行い、世界の平和と地域の安定の維持に尽力している。

 中国側は一貫して中米両軍関係を重視し、このためにたゆまぬ努力を払っている。われわれは米側に対して、中国の国防・軍隊建設を客観的・公正に捉え、中米関係や両軍の相互信頼にマイナスな言動を止め、いわゆる「中国に関わる軍事・安全保障の発展報告」の発表を止め、両軍関係の改善と発展に好ましい雰囲気と環境をつくるよう要求する。(編集NA)

 「人民網日本語版」2010年8月19日

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