全国人民代表大会常務委員会は28日、『中華人民共和国香港特別行政区基本法』の「香港特別行政区長官の選出」と「立法委員会委員の選出」に対する改正を承認し、登録したが、これに対し香港特別行政区の曾蔭権行政長官はこの日、全人代の承認に感謝した上で、「これは香港返還後、初の基本法改定となり、多くの人々の共同努力で成し遂げた成果である。また、これにより、「基本法」の改正が完成し、香港政治の発展を実現した」と述べた。
更に、曾蔭権行政長官は「特別行政区はこれから、2012年行政長官の選出、区議会の立法委員会委員の委任制を廃止することに力を入れ、2010年秋まで、立法委員会に関連意見を提出する」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年8月29日