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発信時間： 2010-10-09 16:20:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温家宝総理は現地時間の7日夜10時、トルコの首都アンカラに到着し、公式訪問を開始した。温総理は8日、アンカラで同国のエルドアン首相と会談し、双方は戦略的パートナーシップの構築と発展、および各分野での友好協力の包括的推進を宣言した。

温総理は両国関係について「長い友好交流の歴史がある。いずれも新興の発展途上大国であり、政治、安全保障、経済、文化など多くの分野で共通の利益がある」と述べた。さらに両国の協力強化について「両国の発展と、より公正かつ合理的な国際秩序の構築に重要な意味を持つ」と指摘した上で、両国関係の発展に関して5つの提案を行った。

(1)政治対話を強化する。

(2)「3つの勢力」(分離独立派・宗教過激派・テロリスト)の取り締まりに向けた連携を強化する。

(3)経済協力を強化する。

(4)人的往来、文化交流を強化する。

(5)国際問題において足並みを揃える。

エルドアン首相は「対中関係を非常に重視している。戦略的パートナーシップの構築は両国関係にとって重要な一里塚であり、各分野における互恵協力の推進につながる」と述べ、両国の協力強化に関して3つの考えを示した。

(1) 国家統一と領土保全の維持に向けて、ハイレベル交流を一層強化するとともに、「3つの勢力」を協力して取り締まる。

(2)インフラ、エネルギー、文化、観光などの分野における協力を深める。

(3)国際問題や地域問題で足並みを揃え、課題の解決に取り組む。

「人民網日本語版」2010年10月9日

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