温総理、次期五カ年計画中の任務について説明

温総理、次期五カ年計画中の任務について説明。 政協第11期全国委員会常務委員会第11回会議が20日、北京で開幕した。国務院の温家宝総理は開幕式に出席し、五中全会の情況と会議の精神に関する報告を行った…

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発信時間: 2010-10-22 16:55:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温総理、次期五カ年計画中の任務について説明

政協第11期全国委員会常務委員会第11回会議が20日、北京で開幕した。今回の会議の主な議題は、第17期中共中央委員会第5回全体会議(五中全会)の精神を徹底し、国民経済と社会発展の第12次五カ年計画制定に関する提言をめぐるものとなる。

国務院の温家宝総理は開幕式に出席し、五中全会の情況と会議の精神に関する報告を行った。賈慶林全国政協主席が司会を務めた。

温総理は中共中央による「国民経済と社会発展の第12次五カ年計画の制定に関する提言」の基本精神と主要内容に関する紹介を行い、以下のように指摘した。

五カ年計画の中で、科学的発展観をテーマとして初めて明確に提起したことは、はっきりとした時代的特徴だ。経済建設を引き続き中心に据え、発展の手を緩めてはならない。また、重要な戦略的チャンスの時期をしっかりと把握し、経済社会の発展と総合的な国力をさらなるステップに高めなければならない。「以人為本(人間本位)」の精神をさらに重視し、社会の公平・正義と人の全面的な発展を促進しなければならない。全面的に調和の取れた持続可能な発展をさらに重視し、速度と構造、品質、効果の統一を実現しなければならない。改革開放を堅持し、科学的発展に向け動力を提供しなければならない。科学的発展観を推進し、経済発展方式の転換をメインとしなければならない。これが現在、一刻の猶予もならない戦略任務だ。

温総理はまた、「第12次五カ年計画」期間中の経済建設、社会発展、改革開放などの任務について詳しい説明を行い、さらに以下のように述べた。

国務院は「提言」の要求に基づき、「第12次五カ年計画」の制定をしっかりと行っていく。計画の制定プロセスは科学的・民主的政策決定のプロセスとなる。中国人民政治協商会議には専門家や学者、経験豊富な指導者幹部が集まっている。皆さんの積極的な献策を希望する。計画を通じて全社会の共通認識を集め、各方面から積極性を動員し、中国の特色ある社会主義建設事業のための強大なパワーを形成し、「第12次五カ年計画」時期の経済社会発展の目標実現を確保し、全面的な小康社会の形成に向け、決定的な意義を持つ基礎を固めていく。

「人民網日本語版」2010年10月22日

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