中米にあるハイチでは地元時間19日現在、コレラの感染による死者が1186人に達した。
地元の保健機構によると、19000人の患者が未だ入院中だということである。
また、隣国のドミニカ共和国の首都サントドミンコ市では19日、2人の感染者が確認された。これはハイチのコレラ感染が深刻化して以来、ドミニカ本土で確認された初めての感染例である。ドミニカ政府は感染の拡大を防ぐため、ハイチとの360キロにわたる国境地帯に警戒を強めている。
第65回国連総会のジョゼフ・ダイス議長は19日、12月3日にハイチ問題を議論する国連の非公式会議を開き、ハイチへの援助を各加盟国に要請すると発表した。
「中国国際放送局 日本語版」より 2010年11月21日