外交部の洪磊報道官は24日記者の質問に、朝韓交戦事件の推移に憂慮の意を表明した。
――23日に起きた朝韓交戦事件では、双方に死傷者や物的被害が出たと報道されている。これについてコメントは。
中国側はこの事件を強く注視している。死傷者や物的被害が出たことを痛ましく、遺憾に思い、事態の推移に憂慮している。われわれは一貫して関係各国は対話と協議を通じて、平和的方法で紛争を解決し、朝鮮半島の平和維持に共に尽力すべきだと主張し、朝鮮半島の平和・安定を損なういかなる行為にも反対している。中国側は朝韓双方に、冷静さと自制を保ち、速やかに対話や接触を行い、同様の事件の再発を防ぐよう強く呼びかける。関係各国はいずれも、情勢緩和や朝鮮半島の平和・安定に寄与することを多く行うべきだ。われわれもこのために関係各国と共に努力したい。
「人民網日本語版」2010年11月25日