韓朝の黄海軍力配備を比較 朝鮮海岸砲の威力大

韓朝の黄海軍力配備を比較 朝鮮海岸砲の威力大。 朝鮮と韓国の砲弾射撃事件発生後の24日、韓国の『中央日報』は韓朝両国の西海(中国では黄海と呼ぶ)海域における軍事力に対し比較を行った。韓国軍当局が最も懸念している黄海のシナリオは、朝鮮が特殊部隊を電撃投入し、延坪島や白翎島を奇襲占領するというものだ…

タグ: 韓国 朝鮮 砲撃 軍力

発信時間: 2010-11-26 10:40:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

朝鮮と韓国の砲弾射撃事件発生後の24日、韓国の『中央日報』は韓朝両国の西海(中国では黄海と呼ぶ)海域における軍事力に対し比較を行った。

韓国軍側の戦闘力

5つの島に駐屯する海軍陸戦隊5000人強 「北方限界線」付近に駆逐艦を配備

報道によれば、朝鮮の攻撃を受け、韓国軍が直ちに反撃に投入したK-9自走榴弾砲は韓国が独自に開発したもので、1999年に配備された新しい武器である。単体での製造価格だけで40億韓国ウォンになるという。砲身は長さ8メートル、口径155ミリで、最大射程距離40キロ。1分当たり6発の射撃が可能で、急速発射時は15秒間に3発を発射できる。殺傷半径も横縦に50メートルと、北朝鮮軍の76ミリ、130ミリ海岸砲(殺傷半径15~30メートル)を圧倒する。さらにK-9は1000馬力のディーゼルエンジンを搭載しており、最大移動距離は67キロに及ぶ。

現在、韓国軍は白翎島(ペンニョンド)と延坪島(ヨンピョンド)に数台の砲台を配備している。さらに、それと連動した形で対砲兵レーダーAN/TPQ-36(探知距離24キロ)とAN/TPQ-37(50キロ)も配備されている。

報道によれば、韓国側の黄海5島「北方限界線(NLL)」における防御戦力は海軍陸戦隊が主力となっている。あの砲撃を受けた部隊も、延坪島に駐在していた海軍陸戦隊延坪部隊だった。本部隊は延坪島近辺の住民(1800名強)のうちの1000人の兵力で構成されている。現在、延坪島と江華島の間にある牛島にも60名強の中隊兵力(牛島中隊)が配備されている。白翎島駐在の海軍陸戦隊は6部隊(黒龍部隊)で、これも4000人の兵力で構成されている。さらに、白翎島南方に位置する大青島(デチョンド)と小青島(ソチョンド)にもそれぞれ防御部隊を駐在させている。

海軍陸戦隊はK-9自走砲の他にも、旧型M47戦車の砲台から分離した90ミリ海岸砲と迫撃砲、無反動砲なども数十から百門強を保有している。また北朝鮮の空襲および空中侵入に備えた対空戦力として、20ミリのバルカン砲と短距離対空ミサイル「ミストラル」数十基も配備している。白翎島及び延坪島近海では、海軍高速艇編隊が常時非常警戒勤務を行っており、天安艦襲撃事件以降、韓国型駆逐艦(KDX-I,3500トン級)もNLL付近まで前進配備されている。

朝鮮軍側の戦闘力

1千門強の海岸砲、韓国に「脅威」をもたらす対艦ミサイル

 

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