朝韓交戦 朝鮮の6カ国協議への恨みも原因?

朝韓交戦 朝鮮の6カ国協議への恨みも原因?。

タグ: 韓国 朝鮮 交戦 6カ国協議

発信時間: 2010-11-25 10:54:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

韓朝交戦の背景にある朝鮮を核大国にする「C計画」

 

韓朝衝突 朝鮮の権力交代をも見据えたもの?

 

以前とは明らかに異なる6カ国協議

「環球ネット」24日付け記事:延坪島砲撃の時、まさに米国のボズワース朝鮮担当特別代表が中日韓を訪問し、朝鮮核問題をめぐる6カ国協議は微弱ながらその再開の兆しが現れていた。朝鮮はなぜこんな時期に問題を起したのか。

復旦大学国際問題研究院常務副院長の沈丁立氏の率直な意見によれば、「その全ての言動は、朝鮮が6カ国協議に恨みを持っていることを表している。6カ国協議は朝鮮半島の非核化を実現し、非核による安定を目指している一方、朝鮮は核保有による安定を目指している。両者の目指すところは完全に食い違っている。朝鮮は自身が核兵器を保有することで、朝鮮半島の安定を維持できるだけでなく、更なる利益をもたらすことができると確信している。」

彼は更に次のように説明する。朝鮮はその遠心分離機を隠しておくことができたにも関わらず、自ら米国の専門家に公開した。これは意識的に6カ国協議再開の障害を増やすための行動と言える。「遠心分離機は軍民両用の性質を持ち、発電用の低濃縮ウラン抽出に使うこともできれば、原子爆弾製造のための兵器級ウランを抽出することもできる。もし軍事目的で使用されるならば、2000台の遠心分離機で1年間に抽出する兵器級ウランは原子爆弾一個分を十分に製造することができる。」

中国共産党中央党校国際戦略研究所教授で、朝鮮問題専門家の張璉瑰氏は強調する。「一部の研究者を含む多くの人は、一つ誤解をしている。それは朝鮮が最近言及している6カ国協議とこれまで行われてきた数回の6カ国協議を同じものと捉えていることである。これまでの6カ国協議は、事実上、すでに朝鮮から死亡宣告されており、朝鮮の「永遠の脱退」表明は今なお撤回されていない。私達はこの非常に厳粛な表明を見過ごすべきではない。」

先月16日に朝鮮は、6カ国協議に復帰する準備ができていることを表明したが、彼らは協議の主旨及び議題に対し、新たに定義を行った。

張璉瑰氏は言う。「朝鮮が提示する6カ国協議への復帰条件は、各国が朝鮮を核大国と見なし、米・中・露と対等に協議を行うことである。この対等という言葉は、ただの外交辞令と捉えられやすいが、実はそうではない。核大国との「対等」な間係は朝鮮の核心要求といってもいいぐらい強いものである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月25日

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