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発信時間： 2010-11-25 10:40:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

韓朝交戦の背景にある朝鮮を核大国にする「C計画」

 

韓国の恐怖感情を利用

「環球ネット」24日付け記事：朝鮮は今年の夏から韓国への経済的援助の要求、13ヶ月ぶりに韓朝の離散家族面会開始に同意、韓国に金剛山観光の再開を督促する等、一連の「友好措置」をとっていた。しかし、韓国の李明博政府は朝鮮の核放棄を対話回復の前提として堅持したため、「これが朝鮮をたいへん怒らせた」。

そのため、朝鮮側は、韓国国内の濃厚な恐怖感情を利用して、韓国社会を分離し、李明博政府に圧力を加えることで、韓国に「C計画」を受け入れさせることにつながると考えている。

また、朝韓は去年11月、延坪島付近の海域で交戦した経験がある。損失が大きかったため、朝鮮は必ず報復すると宣言した。韓国側は、今年の天安号事件がまさにその報復の一種だと見ており、今回の砲撃事件もその報復行為の延長だと見ることもできる。

中国共産党中央党校国際戦略研究所教授で、朝鮮問題専門家の張璉瑰氏は言う。「このような背景の下、今回の衝突は朝鮮内部の権力交代をも見据えたものだとする見方もある。後継者に一定の政権基礎を築き、その指導の下、敵との戦いで大きな勝利を得たと宣伝するのだ。」

復旦大学国際問題研究院常務副院長の沈丁立氏は、次のように考える。今回の砲撃事件は論理的に考えれば、確かに朝鮮の次世代指導者の軍事権威を確立するのに有利に働いたと推測できる。しかし、現在その関連証拠はない。「朝鮮が先に砲撃したのは韓国だと表明したことで、事態は更に複雑化した。なぜなら、朝韓は延坪島及び韓国側が主張する「北方境界線」一帯で度々発射や砲撃を行っており、もし本格的に調査を開始すれば、おそらくどちらが挑発者なのかを究明することはほとんど無理である。」

「中国網日本語版（チャイナネット）」2010年11月25日

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