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発信時間： 2010-12-14 13:51:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温家宝総理は13日、カンボジアのフン・セン首相と会談した。両氏は重要な共通認識にいたり、包括的戦略パートナーシップの構築で合意した。

温総理は「近年来、両国上層部は意思疎通を日増しに緊密化している。双方は互いの重大な関心や共通利益に関わる問題において緊密に協力し、政治的・戦略的相互信頼を一層強化している。実務協力を不断に拡充し、共通利益は増え、両国関係は一層緊密化している」と述べた。

温総理はまた「両国間の貿易は良好な成長基調を呈しており、潜在力も大きい。カンボジア側が中国・ASEAN自由貿易圏の利点を利用して、中国市場を一層開拓することを歓迎する。中国政府は中国企業による対カンボジア投資の強化、カンボジアの経済特区建設への積極的な参与を奨励する。双方は2015年までに両国間貿易額を25億ドルに押し上げるとの目標を達成するため、共に努力すべきだ。中国は自らの強みを発揮し、農業、インフラ整備、財政・経済、人的資源などの分野でカンボジア側との協力を拡大し、引き続きカンボジアに援助を行い、その経済発展を支援したい。両国はさまざまな地域枠組みおよび非従来型の安全保障上の脅威への対応において協力し、共通の利益をより良く守るべきだ」と表明した。

フン・セン首相は、中国によるカンボジアへの長年にわたる無私の援助と力強い支持に感謝するとともに、「1つの中国」政策を断固遂行し、中国の主権と領土保全を尊重する考えを表明した。フン・セン首相は「たゆまず中国との関係の水準を高め、各レベルの交流を緊密化し、相互信頼を強化し、友情を揺るぎないものにし、包括的かつ深いレベルで両国協力の発展を促していきたい」と述べた。

「人民網日本語版」2010年12月14日

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