フランスのアラン・ジュぺ国務相兼国防相は25日、アフガニスタンを訪問し、アフガンに駐留しているフランス軍を視察すると共に、兵士と一緒にクリスマスを祝った。
ジュペ国防相は「アフガンに駐留するフランス軍は重要な任務を終えた」と賞賛し、「2011年の任務は依然として厳しいものとなっており、治安維持のほか、アフガン再建への支援も行わねばならない。また、NATO・北大西洋条約機構の決定に従って、2014年までに安全確保の任務をアフガンの現地部隊に引き渡すことを目指す」と語った。
ジュペ国防相は48時間の訪問の中で、アフガンのカルザイ大統領および一部の指導者と会談し、アフガンの情勢やフランス人記者がアフガンで拉致された事件について、討議した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年12月26日