温家宝総理は1日から2日にかけて、内蒙古のシリンゴル盟(錫林郭勒盟)で各民族の住民の家庭を訪問した。
温家宝総理は牧畜民の家庭を訪れた際「牧畜民の住居がばらついているため、生活が不便だ。生活必需品や文化を牧畜民の住居まで届け、そのニーズを満たさなければならない。都市部と農村部の発展を同様に重視して、都市化を推進をすると同時に、農村と牧畜区の近代化を促していく。その中で、牧畜業の発展を特に重視し、より多くの資金を投入し、近代化を加速させていかなければならない」と述べた。
温総理はまた、現地のスーパーマーケットを訪れ、商品の供給や物価の情況を調査し、「中央政府は物価を安定させるため、一連の措置を講じている。今後、さらに物価の安定化をより重要視していきたい」と語った。
「中国国際放送局 日本語版」より2011年1月2日