朝鮮祖国平和統一委員会の報道官は8日、平壌で談話を発表し、速やかに無条件で朝鮮と韓国当局との会談を行うよう提案、また1月末か2月上旬に開城で双方の赤十字会談を行い、金剛山観光の再開に関する会談、開城工業園区に関する会談を行うよう提案した。
朝鮮中央通信社は同日、この報道官の発言を引用し、当局の会談について、朝鮮は双方の交渉を通じて会談のレベルや地点、場所を確定することを希望すると報道している。その他の会談については双方は以前の代表団でも、もしくは新たに代表団を結成してもよいとしている。
朝鮮の政府、政党、社会団体は5日、平壌で連合声明を発表し、無条件で速やかに朝鮮と韓国当局との会談を行い、誤解と不信の解消、平和と繁栄の実現の道について胸襟を開いて話し合うことを提案している。
「人民網日本語版」2011年1月10日