ロシアの武器貿易分析センターは17日、世界の兵器輸出額は2010年に過去最高の717億ドルに達したとホームページで伝えた。
同センターの専門家によると、この数字は大まかな推計でしかなく、より正確なデータが公表されるにともない、統計結果に修正が加えられるという。
2010年の兵器輸出総額が過去最高となった重要な理由は、2008年から2009年の世界的な経済危機により、大量の兵器輸出に関わる契約が2010年に持ち越されたためだ。
同センターのデータによれば、米国の兵器輸出総額は283億4000万ドルでトップ、それにロシアの88億8000万ドルが続く。3位はドイツの62億6000万ドルで、4位から10位は順にフランス(42億6000万ドル)、英国(39億8000万ドル)、イタリア(33億2000万ドル)、イスラエル(32億2000万ドル)、スウェーデン(23億7000万ドル)、中国(18億7000万ドル)、スペイン(15億6000万ドル)。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月19日