上海市人民代表大会代表、行政法制に「パートナーシップ」導入を提言

上海市人民代表大会代表、行政法制に「パートナーシップ」導入を提言。 「管理者と被管理者は社会的役割が異なるだけで、『私が管理し、あなたはそれに従う』というような単純なものではなく、『私が提議し、あなたが参与し、共に議論・管理する』というものであるべきだ」…

タグ: 上海 人民代表大会 行政 法制 パートナーシップ

発信時間: 2011-01-24 15:31:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「管理者と被管理者は社会的役割が異なるだけで、『私が管理し、あなたはそれに従う』というような単純なものではなく、『私が提議し、あなたが参与し、共に議論・管理する』というものであるべきだ」----。上海市人民代表大会の薄海豹代表は同市両会での発言で、都市行政管理に「パートナーシップ」という法執行理念を導入し、従来の「管理-被管理関係」を平等な「パートナーシップ」に変えることを提言した。

薄氏は「行政主体と行政対象者間の『管理と被管理』との位置づけは、ますます現状にそぐわなくなり、衝突が激化している。『パートナーシップ』の理念を、宣伝教育を通じて社会構成員、特に管理者の行為規範にできれば、行政管理につきものの対立や矛盾を最大限緩和することができる」と指摘した。

具体的措置としては(1)権力の具体的内容と行使手続きを定め、行政・法執行行為をあらかじめ規範化する(2)事例指導制度を率先して築き、法執行基準を統一し、行政・法執行過程を規範化する(3)行政再検討委員会を設置し、行政・法執行後の偏向是正の仕組みを強化する----を挙げた。

「人民網日本語版」2011年1月24日

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