再び開かれた朝韓対話の門 高官級軍事会談に向けて実務協議を開催

再び開かれた朝韓対話の門 高官級軍事会談に向けて実務協議を開催。 韓国と朝鮮は8日、高官級軍事会談に向けた実務協議を板門店韓国側の「平和の家」で開催し、高官級会談の議題やレベルについて話し合った。だが意見の隔たりは埋まらず、9日も協議を継続することになった…

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発信時間: 2011-02-09 15:41:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

韓国国防省の文尚均朝鮮政策調整課長(大佐、右)と朝鮮人民軍の李先権大佐(左)
 

 韓国と朝鮮は8日、高官級軍事会談に向けた実務協議を板門店韓国側の「平和の家」で開催し、高官級会談の議題やレベルについて話し合った。だが意見の隔たりは埋まらず、9日も協議を継続することになった。

 韓国国防省によると、双方は8日午前に1回、午後に3回協議を行なった。高官級会談の議題について韓国側は「天安」事件と延坪島炮撃事件を取り上げるよう提案するとともに、「朝鮮が『天安』事件や延坪島炮撃事件で責任ある態度を取り、かつ同様の事件の再発を防止しなければ、韓朝関係の改善はない」と強調した。これに対し朝鮮側は「『天安』事件、延坪島事件、および双方の挑発とみなせる軍事的行動の中止についても議題にすべきだ」と提案。「『天安』事件と延坪島事件のみを取り上げるのは高官級会談の拒否に等しい」と強調した。これに対し韓国側は「朝鮮がまず『天安』事件と延坪島事件で責任ある措置を講じて、初めて他の議題について話し合うことができる」と主張。「韓朝高官級軍事会談で『天安』事件と延坪島事件で満足のいく結果を得られれば、その後、朝鮮側の提示した問題を含む双方の全ての関心事について話し合うことができる」とも強調した。

 韓国国防省によると、高官級会談のレベルについて韓国側は「国防相と人民武力相」または「合同参謀本部議長と総参謀長」を提案。一方、朝鮮側は次官級を提案した。双方は結局、9日も「平和の家」で協議を継続することを決定した。

 韓国国防省報道室の担当者は中国共産党の機関紙・人民日報の電話取材に対し「現在も韓朝間には意見の隔たりがあり、協議を継続中だ。したがって今回の協議について評価や展望を示すことは控えたい」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年2月9日

 

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