資料写真:初飛行に成功した米海軍のF-35B
米Navy Timesが今月5日伝えたところによると、米海軍は、海軍の操縦士が統合攻撃戦闘機「F-35BライトニングⅡ」の初飛行に成功したと発表した。
3日、数時間にわたるシミュレーション訓練と地上テストを終え、米メリーランド州パタクセント・リバー海軍航空基地にて、エリック・ブース操縦士が操縦する海兵隊仕様の垂直離着陸型F-35戦闘機が空に飛び立った。
これについて海軍航空系統司令部の司令官は、「今回の飛行は海軍の航空事業の一里塚だ」と語った。
F-35は現在、設計・開発段階にあり、海軍、海兵隊、空軍が使用する戦闘機をひとつの原型機から発展させる統合攻撃戦闘機の開発を目指している。海軍の操縦士は試験飛行の前にシミュレーション装置を使った訓練を数多くこなすことで、これまでと違い、F-35の初飛行を単独で行うことができる。これは艦隊における操縦士の訓練の仕方でもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月15日