日米両国は18日、F35戦闘機の性能に関する情報秘密保持協議に署名した。日米メディアは、中国のJ20戦闘機の登場が日本のF35購入を刺激したと伝えているが、軍事専門家の宋暁軍氏は、事実はそうではないと指摘する。
▽中国「賞賛」の魂胆
日本の朝日新聞は中国でJ20の試験飛行の情報が確かなものか確認される前に、「中国空軍の実力はすでに日本の自衛隊を抜き、米国に迫っている。米空軍が太平洋地域で優位性を失うのは時間の問題だ」と報道。さらに中国の政府当局が試験飛行を認めると、日本の毎日新聞は惜しみのない「賞賛」を送り、「ステルス戦闘機開発にはハイテク技術が必要だ。J20の試験飛行は中国軍隊が近代化に向けて急成長しつつあるということだ」と報じた。
中国空軍の実力向上を「賞賛」すると同時に、日本のメディアは本国の軍事力の態勢に対する懸念を示した。その後、日本政府はすぐに行動を起すが、日本のメディアの懸念はちょっと悲観的過ぎる。日本の共同通信によると、日米両国は18日、F35戦闘機の性能に関する情報を得た場合は秘密を厳守することを約束する書簡を交換した。これで日本が新型戦闘機を導入する道が平らになった。
▽米国が日本に購入迫る