▽米国が日本に購入迫る
日米の秘密保持協議が調印されるや、米ウォールストリートジャーナル紙はすぐさま、中国のJ20戦闘機の登場が米F35の販売を刺激したと伝えた。一方、日本のメディアも、日本は中国の軍事力急拡大という巨大な圧力を前に、日本は自らの安全と領土を守る力が必要だと次々と追随した。
日米メディアがJ20の試験飛行が日本のF35購入を早めるという意見で一致していることについて、軍事専門家の宋暁軍氏は、その可能性は低いとし、J20の試験飛行とF35導入は時間の差がありすぎると話す。
宋氏は、日本のF35購入は実際は米国が圧力をかけているからだと指摘。80年代以降、米国の兵器商は日本に深く浸透している。先に、ゲーツ米国防長官が中国を訪問した後、続けて日韓両国も訪問した。その際、両国にF35購入を強く勧めたようだ。J20の試験飛行に関係なく、米国は日本にF35を購入させるだろうと宋氏は分析する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月26日