インド紙・Times of Indiaは29日、インドは今のところ米国が中心となって進めている総合攻撃戦闘機計画(JSF)に参加する計画はなく、開発に成功しても第5世代戦闘機「F35ライトニングII」を購入する意思はないと伝えた。
同紙によると、インド国防省が28日、「我が国が2種類の第5世代戦闘機を保有するはずはない。インドは先月すでにロシアと2億9500万ドルの、第5世代戦闘機に関わる初期設計契約を結んだ」と語ったという。
米国防省の担当官は先に、インドの同計画への参加を認めるが、F35を購入するかどうかはインドが独自に決めることだと発言した。
ロシアと共同開発した最新鋭の第5世代戦闘機が今後数十年間、インド空軍の主力となる。インド空軍の担当官は「われわれの第5世代機はF35よりも安い。それだけでなく、知的財産権もインドとロシアが共同で所有し、双方にとって平等といえる。われわれはソースコードにアクセスできる権限ももっている」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月31日