日本の新たな防衛計画の大綱で示された離島の防衛態勢の強化に向け、陸上自衛隊は今月11日、米国の西海岸で夜間、海上から陸地に潜入する作戦の訓練を行った。環球網が伝えた。日本のメディアは、自衛隊の今回の日米共同訓練は米軍との協力強化をはかり、アジア太平洋地域で中国を「けん制」する一端を担うことを目的としていると伝えた。
日本のNHKワールドサイトが12日伝えたところによると、日米両国は現在、共同訓練を米国の西海岸で行っている。日本の陸上自衛隊の西部方面普通科連隊と米国の海兵隊との共同訓練は今月9日から1カ月の日程で行われる。日本の新たな防衛大綱で、離島の防衛態勢を強化する方針が打ち出されたことから、今回の共同訓練は離島の防衛に特に重点が置かれている。
日米のこの訓練は5年前から始まり、米海兵隊が陸上自衛隊に教える作戦技術が年々高度になっている。米国側はアジア太平洋地域で中国などを「けん制」する戦略の一端を日本に担わせたいと考えているようだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月14日