中国海軍少将が米日の軍事力について語る

中国海軍少将が米日の軍事力について語る。 米軍のマレン統合参謀本部議長は8日、新「国家軍事戦略報告」を発表し、中国軍の台頭への対抗意思を見せた。「米国の戦略的要務と利益はますますアジア太平洋地域に傾斜する」「中国の軍事的進展を引き続き注視していく」「(日本の)自衛隊の国外行動能力の向上に協力していく」「東南アジアや南アジアにおける米軍の影響力をさらに高める」などの記述があり、いずれも明に暗に中国に焦点を合わせたものだ…

タグ: 他国を脅かしているのは一体どの国か

発信時間: 2011-02-21 16:51:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

次に「中国軍事脅威論」を大仰に唱え、これを口実に軍備を強化している日本に目を向けてみよう。1980年代以来、自衛隊の兵器は90%が国産で、かつその相当部分が世界先進水準にある。現在日本の宇宙・ミサイル産業は整った開発・生産システムを備えている。特にH2-AとM5ロケット、技術試験衛星、地球観測衛星、国際宇宙ステーションなども世界先進水準にある。日本の開発した「おやしお」級通常動力型潜水艦は世界最強クラスだし、イージス艦や「おおすみ」型揚陸艦も高水準で鮮明な特徴を備え、排水量約2万トンの「ひゅうが」型護衛艦は実質的に準空母の機能を備えている。日本はすでに「広島型」原爆1000発を製造できるだけの核燃料を備蓄している。ひとたび必要となれば3-6カ月以内に原爆や水爆を製造し、1年以内に中・長距離ミサイル1000-2000基を製造することが可能だ。空軍はF15戦闘機を米国に次いで多く保有しており、その戦闘能力はアジア太平洋地域で最強クラスといえる。

貿易航路やエネルギー輸送ラインを守るには、空母を含む海軍力が必要だ。だが中国は国連安保理常任理事国の中で唯一、空母を保有していない大国だ。ブラジル、スペイン、さらにはタイさえも空母を保有しているが、どの国もこれを正常なことと考えている。インドは近年軍備を大量に購入しており、5年前後で3つの空母艦隊を保有する計画だ。西側世界の軍の近代化は中国を遥かに上回っているのに、なぜ中国だけをこれほど差別し、厳しくあたるのか。

米国の第5世代ステルス戦闘機F22はすでに戦闘力を構成し、アジア太平洋地域に配備されている。中国が先日「殲20」の試験飛行に成功すると、米国や周辺国の安全を脅かすとのレッテルをすぐに貼られた。米国の空母艦隊は中国の門前を含む世界各地に出没しているというのに、中国が相応の防衛力を発展させることは航行の自由を妨げると中傷される。これは、自分は好き勝手に振る舞っておきながら他国の自由は制限するという、覇道の論理ではないのか?

「人民網日本語版」2011年2月21日

 

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