在日中国大使館は15日午後、東日本大地震の被災地に在留する中国人の帰国に関する緊急公告を発表した。公告の内容は以下の通り。
地震発生後、在日中国大使館は被災地にいる中国公民の救助に全力を挙げてきた。福島原発の放射能漏れの危険性をかんがみ、中国公民の安全確保の観点から、当館と在新潟総領事館は自由意志の原則に基づき、可能なあらゆる手段と措置を講じて、被害の深刻な地域に残っている中国公民の帰国を手配する。該当地域にいる中国公民には、取り乱さず係員の指示に従い、帰国作業に協力するよう願う。
当館および在新潟総領事館は宮城県、福島県、茨城県、岩手県の指定の場所に大型バスを手配して、公民を成田空港と新潟空港にそれぞれ運んだ後、航空便と連絡を取り、帰国を進める。現段階では新潟県、福島県、茨城県、岩手県を対象地域としており、高齢者や子ども、女性を優先する。
集合場所、担当者、連絡先は以下の通り。
「人民網日本語版」2011年3月15日