外交部の定例会見で17日、姜瑜報道官が国内外の記者の質問に答えた。
----日本の放射能漏れ事故に周辺国の民衆は心配を募らせている。放射能漏れの状況について中日間で連絡は取り合っているか。
中日両国は共に国際原子力機関(IAEA)加盟国であり、日本は国際協定に従い、関連状況を速やかにIAEAに報告し、かつIAEAを通じて他の加盟国に伝達する義務がある。IAEAの中国における緊急連絡先は中国国家原子力機構内に設置されており、情報は主にここを通じて伝えられている。
日本政府も今回の福島県での放射能漏れ事故の状況および日本政府の対応措置について、駐中国大使館を通じて中国側に何度も伝えており、双方は意思疎通を継続している。
現場の状況およびその推移に対する評価と予測を、日本側が迅速かつ正確に外部に報告することを希望する。
「人民網日本語版」2011年3月18日