温家宝総理の招集する国務院常務会議は16日、「政府活動報告」の重点事業を各当局に割り振るとともに、「2011年度全国食糧安定増産行動」の実施を決定した。
会議は「第11期全人代・第4回会議で採択された『政府活動報告』を貫徹実施するため、国務院は『報告』に示された重点事業を国務院の各部門・単位に割り振り、責任を分担させ、国民経済・社会発展の目標の達成を確保することを決定した」と指摘した。
また、食糧の主要生産省およびその他の主要生産県を重点地区、重要な不足品種の供給増加と災害対策増産主要技術の普及を重点に、「2011年度全国食糧安定増産行動」を実施することを決定した。食糧の作付面積を昨年の水準で安定させ、夏穀物の豊作、早稲の増産、秋穀物の安定を実現し、年間の食糧生産量5億トンを目指す。
「人民網日本語版」2011年3月18日