アメリカ国防総省は3日、「アメリカはすでに、リビアへの空爆期間を4日まで延長するというNATO・北大西洋条約機構の要求に同意した。その原因はこれまでの数日間の悪天候によりNATOのリビアへの軍事行動が制約されたためだ」と発表した。
アメリカ軍の高官は、「これまでの数日間の砂嵐や曇った天気はNATO戦闘機による空爆行動を制約した。このため、NATOはアメリカ戦闘機の改めての参戦を要求していた」と述べた。
3月31日、NATOはアメリカの手からリビアへの軍事行動の全ての指揮権をアメリカから引き継ぎだが、計画によると、アメリカ軍の航空機は主に、偵察、空中給油、救援などを行なうだけで、NATOの特別の要求があり、アメリカが承認する以外は、アメリカ戦闘機は今月2日から、空爆任務を執行しないことになっていた。そして代わりにフランス、イギリス、それに関連のその他の国がリビアへの空爆任務に当たることになっている。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年4月4日