ロシア軍事産業サイトが30日、ロシア世界武器貿易分析センターの研究報告として伝えたところによると、現在すでに成立している契約、購入意向、入札協議が予定通り履行された場合、07―2014年の間に販売される新型主力軍艦は40隻、総額140億5000万ドルとなる。輸出数量を国別にみると、フランス、オランダ、英国、ドイツ、スペイン、ロシア、中国、イタリア、オーストラリア、シンガポールの順で、中国は7位。
今後4年間、新型主力軍艦の輸出数量はそれほど増えないが、契約金額は大幅に増加する見通し。07年から2010年にかけ、主力軍艦の輸出総数は78隻、総額101億1500万ドル、うち新型軍艦は38隻(全体の48.72%)、86億1800万ドル(全体の85.2%)だった。しかし今後4年間(2011―2014年)の輸出数量は5.23%の伸びにすぎないが、契約金額は63.1%も増加する見込み。一方、年平均9.5隻だった新型主力軍艦の需要も今後、平均10隻に拡大する見通し。
新型主力軍艦を世界で最も多く供給しているのはフランスで、過去4年で計12隻、28億8000万ドルを販売したが、契約金額ではスペインが37億1000万ドルでトップだった。中国は世界7位で、計7隻、11億5000万ドルだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月31日