アジア安全保障会議(シャングリラ対話)に出席している中国の梁光烈国防相は4日午前、アメリカのスタインバーグ副国務長官と会談しました。双方は、「中国軍とアメリカ軍は対話を強化し、相互理解を深め、共に安全保障分野における協力を深めるよう、努めていくべきだ」と強調しました。
梁国防相は「今年初め、両国首脳が『共に努力して相互尊重と互恵共栄という協力パートナー関係を構築する』の共通認識に達し、両軍の関係発展の方向性を示した」と述べました。
これに対し、スタインバーグ副国務長官は「両国にとって相互信頼の構築は極めて重要なことである。双方は共に努力し、両国政府と国民の信頼、国防分野における両軍の信頼を強化すべきだ」と語りました。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年6月5日