宮城県知事:最も参考に値するのは四川大地震復興の1対1のペアリング支援

宮城県知事:最も参考に値するのは四川大地震復興の1対1のペアリング支援。 中国四川大地震の被災者救済の経験を参考にする問題に言及した際、宮城県の村井嘉浩知事は、最も参考に値するのは、中国各地の被災地に対する「1対1のペアリング(対口)支援」の方法だと語った。中国が必要な財源をすぐに集めて被災地の復興に充てたことは、日本にとって非常に参考になるとも強調した…

タグ: 津波 四川大地震 沿海 民間資本 投資

発信時間: 2011-07-17 09:28:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■四川大地震の「1対1ペアリング支援」を参考にする

――3年前、中国四川省の汶川で大地震が起きました。3年努力したことで、汶川は生まれ変わりました。知事が記者クラブで説明した「宮城県震災後の復興計画」は、10年の時間が必要だと指摘しています。どうして、このように長い時間の復興計画を策定しなければならないのでしょう。汶川大地震の復興から何が参考にできると思いますか。

今回の大地震の後、沿海部は津波の襲撃で家屋は倒壊し、大量のがれきや廃棄物が発生しました。日本では、こうしたごみを処分する場合は分類して再利用する必要があります。ですから、単にこれらを整理するだけでも、非常に長い時間がかかるのです。およそ3年はかかるでしょう。また大地震発生後、沿海部では至るところで地盤沈下現象が起き、1メートル余りも沈下してしまった。すべてを原状回復するには、相当長い時間が必要です。こうした作業が終わって初めて、私たちが言う、「種をまく」復興の段階を迎え、ここでは4年かかると予想しています。そして、ようやく発展の段階に入り、3年の時間を見込んでいます。このように、震災後の復興には10年かかると予測しています。

中国汶川大地震の被災者救済の経験を参考にする問題について言えば、最も参考に値するのは、中国各地の地震被災地に対する「1対1のペアリング支援」の方法だと思っています。私が理解しているところでは、大地震の発生後、多くの省や直轄市が被災地に対して1対1の支援を実施しており、政府はおよそ11兆元という巨額の資金を投入、その90%は3年で効果を上げたと聞いています。つまり、中国が必要な財源をすぐに集めて被災地の復興に充てたことは、日本にとって非常に参考になります。こうした救済は、被災者はすぐに肌で感じ、自身の被災地の復興・再建の作業を自ら目にすることができるので、生活に対する勇気が出てきます。中国の救済方法は非常に優れており、参考にするに値すると思っています。

■中国民間資本の宮城への投資を歓迎する

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