温家宝総理とマリキ首相が会談
温家宝総理は18日、イラクのマリキ首相と人民大会堂で会談した。
温総理は「近年、イラク政府・国民は国内情勢の安定に尽力し、民族和解を推し進め、経済復興を加速し、隣国や国際社会との関係を積極的に発展させて、著しい成果を上げている。中国政府は自国企業がイラク側と長期的、安定的な石油・ガスの需給関係を築き、探査、開発、精錬、設備貿易面の互恵協力を拡大することを奨励している。中国は引き続きイラクの経済復興にできる限りの援助をし、債務軽減合意を真摯に実行し、イラクのインフラ整備に積極的に参与する。また、イラクの自己発展能力強化のため各種人材を育成する」と述べた。
マリキ首相は「さらに多くの中国企業がイラクに投資し、石油・天然ガス、電力、交通、運輸、住宅、通信、農業分野の協力を拡大し、利益共有を実現することを希望する。イラク政府は『1つの中国』政策を揺るがず遂行し、中国を重要な戦略パートナーとみなしている。中国側と共に努力し、各分野での両国関係の新たな発展を促していきたい」と表明した。
会談後両首相は協力文書の調印式に出席した。
「人民網日本語版」2011年7月19日