北南スーダンのたゆまぬ努力と、国連やアフリカ連合(AU)など国際・地域組織および関係国の力強い支援の下、2005年締結の「北南包括和平合意」がついに実行され、9日に南スーダン共和国の独立が宣言された。南スーダンの独立という歴史的瞬間を迎えるにあたり、国連スーダン派遣団から「われわれの名刺」と称された中国平和維持(PKO)部隊の貢献を人々は忘れてはいない。
2005年以来、中国・済南軍区はスーダン南部の都市とダルフール地方に13の工兵分隊、8つの輸送分隊、8つの医療支援分隊を含む計13陣・29のPKO分隊を派遣。中国PKO史上最多となる延べ5055人が現地で任務を遂行した。現在までに263件の工事、51万トン余りの物資輸送、生活用水支援、延べ1万3672人による医療支援を完了。その強靱な資質と抜きん出た業績によって、派遣先で「中国スピード」「中国クオリティ」を達成し、「中国ブランド」を打ち立てた。
アラン・ルロワ国連事務次長(PKO担当)は以前、現地中国部隊を視察した際「中国PKO部隊はその優れた技術、良好な態度、敬服すべき奉仕の精神によって、スーダンの平和再建に抜きん出た貢献を果たした」と称賛した。
「人民網日本語版」2011年7月19日