英紙インディペンデントサイトの7月20日の報道によれば、インドは核保有国の中で数少ない軍備費が急激に増加している国であり、ガンジーと非暴力抵抗で有名なこの国が今、世界最大の武器輸入国になっている。インドは少なくとも今後5年間、世界最大の武器輸入国であり続けるだろうという。
地域への影響力を拡大し、いわゆるパキスタンと中国からの目前のいわゆる「脅威」を抑止するという目的で、現在のインドの軍備購入費はすでに世界の9%の規模になっており、国防予算は220億ポンド(2兆8150億円相当)で同期比11%の増加している。これは教育費、衛生費の合計の倍以上多い金額だ。
これまでの5年間、インドの武器の80%はロシアから購入していた。現在、世界中の軍事産業がインドの国防費を奪い合っている。最近、インドはイギリスから榴弾砲,アメリカから大型軍事輸送機、フランスから潜水艇を購入している。
アナリストによれば、インドが大量に武器を購入するのにはさまざまな要因があるという。インド国内の軍需産業の生産性未発達、(造船を除く)、南アジアへの実力、影響力増大などが挙げられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月22日