中国、南海争議の協議による平和解決を強調

中国、南海争議の協議による平和解決を強調。 中国の楊潔チ外相は23日、インドネシアのバリ島で行われた第18回ASEAN・東南アジア諸国連合の地域フォーラム外相会議で、「南海争議は関係国で友好的に協議し、平和的に解決すべきだ。関係各国の間には、対話と交渉のルートがある」と示した…

タグ: 南海争議 平和解決 楊潔チ 中国

発信時間: 2011-07-24 10:34:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の楊潔チ外交部部長は23日、「南海争議は関係国で友好的に協議し、平和的に解決すべきだ。関係各国の間には、対話と交渉のルートがある」と示した。

これは、インドネシアのバリ島で行われた第18回ASEAN・東南アジア諸国連合の地域フォーラム外相会議で述べたものである。楊外相は「南海の情勢は全体的には、平和で安定しているが、一部の島嶼の主権と海域境界線に関わる争議が存在する。適切に争議を処理し、相違点を縮める努力をすべきだ。そして、絶えず相互信頼を深め、積極的に協力し、平和で安定した大局を維持していかなければならない。これは、この地域の各国の共同利益に合致し、共に努力すべき方向でもある。中国とASEAN諸国が『南海各方面行動宣言』の活動指針を実施することは、まさに各方面の共同努力の成果だ」と強調した。

また、楊部長は「国際航路として、南海での航行は自由である。また、航路は安全で、地域内外の国は利益を得ている。南海の航行自由と安全はアジア、及びその周辺諸国にとって非常に重要である。それを確保するために、関係国の一つとして中国は引き続き努力していく」と述べた。

 

「中国国際放送局 日本語版」より 2011年7月24日

 

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