「軍事的敵意」の増長、日本の多大な損失に

「軍事的敵意」の増長、日本の多大な損失に。 日本はアジアにありながらも、心は欧米にある。敗戦後、日本は政治的に「脱亜入米」をし、米国の支えにより、70年代初めに世界の経済・技術強国となったが、戦後、平和憲法の規制により軍事上、政治上は「アジアの覇者」になれず、中国が日本の「脅威」だと逆に非難し、「軍強化」の口実としてきた…

タグ: 白書 防衛 軍国主義 自衛隊 脅威

発信時間: 2011-08-04 16:01:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本はアジアにありながらも、心は欧米にある。明治維新時に、ドイツで鉄血政策をとったビスマルク首相の強権政治を崇拝し、「国際政治の礼儀は表面的なもので、陰では大国が小国を欺き、強者が弱者を侮辱している。甲午戦争(日清戦争)後、日本は世界の『5強国』、『アジアの覇者』となった」と認識していた。敗戦後、日本は政治的に「脱亜入米」をし、米国の支えにより、70年代初めに世界の経済・技術強国となったが、戦後、平和憲法の規制により軍事上、政治上は「アジアの覇者」になれず、中国が日本の「脅威」だと逆に非難し、「軍強化」の口実としてきた。

自衛隊の作戦能力はすでに「防衛」的な範囲を超えている。航空自衛隊は世界で装備が最も先進的な空軍の一つで、海上自衛隊の作戦能力は極東で唯一米国第7艦隊に匹敵する。自衛隊が長年将兵の比率を3:1にキープしているのは、必要があればいつでも自衛隊の規模を数倍に拡大が可能なためだ。

中国は平和的発展の道を堅持し、防衛的な国防政策をとっている。中国は「隣国と友好関係を結び、隣国をパートナー」とし、いかなる国の脅威になる気はないし、脅威にならない。

日本の平和の力と防衛に特化した国策はまだ相当長い期間は優勢だろうが、問題は、日本がこのまま「軍事的な敵意」を増長させれば、両国の経済協力を制約することになりかねない。これは日本にとって多大な損失となる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月4日

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