宋秀岩・国務院女性児童工作委員会副主任(中華全国婦女連合会副主席、書記処第1書記)は9日、2010年時点で省クラス政府の指導グループの87.1%に女性がいるなど、女性の政治参加が大きく進んでいると発表した。人民日報海外版が伝えた。
宋副主任は「中国共産党と中国政府は女性人材の育成と女性幹部の抜擢を非常に重視している」と述べ、国レベルでは劉延東国務委員(中共中央政治局委員)のほか、全人代常務委員会副委員長のうち3人、全国政協副主席のうち4人が女性であることを指摘した。また「地方クラス政府の指導グループにも女性が進出している。2000年と2010年を比較すると指導グループに女性幹部がいるのは省クラス政府で64.5%から87.1%へ、地クラス政府で65.1%から89.4%へ、県クラス政府で59.8%から86.2%へと各々増加している」と説明した。
「人民網日本語版」2011年8月10日