ネットで流行っている空母艦隊の予想図
中国の空母艦隊の構成は、「093型商級原子力潜水艦」1~2隻、「現代級駆逐艦」1~2隻、さらに駆逐艦1~2隻、護衛艦1隻が配備される見通しだ。駆逐艦は、「旅洲級051C型駆逐艦」或いは「旅洋II級052C型駆逐艦」となり、後者はロシア製「現代級ミサイル駆逐艦」の位置に代わるとみられる。護衛艦は08年に投入された多目的護衛艦、「江凱Ⅱ級054A型護衛艦」だ。初期に必要な補給艦は04年に就役した排水量2万3千トンの「福池級補給艦」になるだろう。
これらすべての戦力で強大な部隊が出来上がるだろうが、全面整備には長期間の訓練を要する。
北京は、1番艦(大規模な改修後、初の試験航行を行った空母「ワリヤーグ」)を「科学研究と訓練」に使用するとしている。ただ訓練の範囲が、空母だけでなく、空母戦闘群にも関連することは間違いない。
もう一点、中国が空母を増やす可能性があるという点を考えなければならない。それは、「ワリヤーグ」を中心とする第4艦隊は過渡的な行動で、より高いレベルの改革が今後行われるということを意味している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月9日