米国が台湾に武器を売却する理由

米国が台湾に武器を売却する理由。 米国の一部の政客は現在、オバマ政権に台湾への武器売却の再開を懸命に煽っている。米紙ワシントン・タイムズは「米政府と議会幹部」の話として、オバマ大統領がF16A/B戦闘機の性能を向上させる部品を含む、台湾への武器売却(42億ドル相当)を決定したと報じた…

タグ: オバマ政権,台湾,武器売却

発信時間: 2011-09-19 14:21:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第3に、台湾を中国海軍の太平洋進入を阻止するための第一の障害にするとの米国の目標に変更はない。米国人は台湾を中国海軍の太平洋進入を阻止する関門としている。この関門さえ盤石なら、中国海軍は太平洋にスムーズに進入できない。米国が台湾に武器を供与して大陸と拮抗させる目的の1つは、この関門を強化し、中国海軍を第一列島線内に封じ込めることだ。

第4に、「台湾独立」を陰で容認し、促し、中国を分裂させるとの米国の企みに変更はない。米国は両岸関係の緩和を表向き歓迎しているが、内心は不愉快でたまらず、強く警戒し、両岸関係の動向を緊密に注視するとともに、台湾の国民党と民進党に度々指令を伝えている。米下院外交事務委員会のバーマン副委員長は「国防総省の最新の中国軍事力報告によると、両岸の軍事的均衡がすでに崩れ、中国側に有利になっていることは明らかだ。この脅威に対処するため、台湾への武器供与を継続し、台湾に自己防衛力を持たせなければならないと確信する」と公言している。

第5に、台湾問題を通じて経済的利益を搾り取ろうとする米国の経済戦略上の意図に変更はない。政府による武器売却の承認は、第1に東アジア戦略と対中戦略における先陣であり、第2に停止の危機に瀕しているF16戦闘機の生産ラインが巨額の契約により救われ、政府にも多額の税収をもたらす。台湾問題は米国にとってぼろ儲けできる「金のなる木」なのだ。

バーマン議員は「武器を売却するかどうかは米国の主権であり、他国の干渉は認めない」と述べた。われわれもここで米国人に指摘しなければならない。台湾は中国の内政、中国の核心的利益であり、いかなる国の干渉も許せない。相手がどんなに大きな覇権を持っていようとだ!

「人民網日本語版」2011年9月19日

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