温家宝総理は9日、国務院常務会議を招集し、知的財産権の侵害や模造・粗悪品の製造・販売の一層の取締りについて検討したほか、「第12次五カ年計画温室効果ガス排出規制事業計画」を採択した。
会議は「昨年10月から今年6月にかけて、国務院は全国規模で知的財産権の侵害や模造・粗悪品の製造・販売の取締り活動を集中的に展開し、犯罪者を法にのっとり処罰し、法規違反企業を摘発・処分し、公平な競争の行われる市場秩序を守り、著しい成果を収めた」と指摘。
「現在もなお一部の地区や分野に問題は残っている。取締りを十分に重視せず、処分に力を尽くしていない地方もあり、問題があっても取り締まらないことすらある。知的財産権侵害と模造・粗悪品の取締りは依然極めて困難だ。法整備、管理・監督責任の遂行、管理・監督手段の強化、エンフォースメントの強化、大衆の参加の奨励に着眼して、個別対策と抜本的対策を兼ね備えた長期間有効な仕組みの構築を急がねばならない」と強調した。
「人民網日本語版」2011年11月10日